今回は4スタンス理論のA2タイプのヒザの使い方について解説をしていきたいと思います。
まずA2タイプは、腰を引いて、みぞおちの下にヒザが揃うような形でアドレスをセットします。
そして1軸タイプですので、体重移動をしないです。A2タイプは左1軸タイプというタイプですね。
バックスイングで左足の圧ですね。アドレスからトップまで左足の重心圧があまり変化しないような形でバックスイングを動きます。
ということは、後方から見たときに体重移動をしないということは、右に重心を特に加重することがありませんので、自然と体の捻転と同時に、右ヒザは引けるような結果となります。
そして、このときに反対に左ヒザはやや前に出るような傾向があります。
いわゆる、これは4スタンス理論のA2タイプにとって正しい体の動きをした結果、このような動きとなります。
よくバックスイングで右ヒザは伸びてはダメですよと、伸びてしまうと右足で地面を蹴る力が出せずに飛距離が出ないですよと、このように捉える方がいらっしゃる傾向があります。
しかし、これは体のタイプによってはっきりと身体の運動の軸、基点が異なりますので、A2タイプの方にとっては右ヒザが曲がったままトップを迎えるというのは縁のないキーワードになります。
当然、これは重心の結果です。右に重心が乗らないから、そのような結果になります。
そしてバックスイング、トップまで動いた後、ダウンスイング、フィニッシュにかかるのですが、この時にまず左にぐっと乗り込みます。
そして振っていくのですが、右足は置き去りになるような形でフィニッシュを迎えることになります。
いわゆる一度も右に軸を作る瞬間がありませんので、究極にちょっと極端な表現をしますと、左足1本で運動しているようなタイプです。
ですので、右足はフォロースルー、フィニッシュでは置き去りになるような傾向があります。
ここを無理にダウンスイングで右足で蹴っていきましょうとか、このようなキーワードは合いませんので、そもそも縁がないキーワードとなります。
4スタンス理論の4タイプの中で、A2タイプだけがバックスイングで、右に一度も軸を作ることがないタイプとなりますので、ちょっと独特な内容が含まれますかね。
A2タイプの方にとっては、ほかの周りの方の意見だったり、A2タイプでない方のレッスン内容を聞くと、間違ったことをしているのではないかと、このヒザに関してはそのような印象を持たれる傾向があるかと思います。
しかし、これはしっかりとした4スタンス理論という定理ですので、A2タイプの方はこの内容を頭に入れて練習を頑張ってみてください。
そしてA2タイプの方はAタイプですので、インパクトフォロースルーで体が上昇する傾向があります。
その結果、左足は伸びるような傾向がありますと、このようにタイプによってヒザの使い方ははっきりと異なりますので、まずは自身のタイプチェックを行っていただいた上でタイプに合ったヒザの動き方ですね。
ここを理解していただくと、間違った練習、無駄な努力、このような内容から縁を切ることができます。
今回は、フルスイングをベースにお話をさせていただきましたが、アプローチやバンカーも同様に考えていただければなと思います。
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