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【ゴルフレッスン 4スタンス理論 A1】捻転差は、本当に必要なのか?

2020/10/04

今回は4スタンス理論のA1タイプの方のゴルフスイングの捻転差についてお伝えしていきたいと思います。

まず、ゴルフスイングにおいて捻転差というのは、クラブを振り上げたトップから下半身が先に先行して上半身が遅れて動くと、この時に生じる動きの差ですね。

これが捻転差と呼ばれるものです。捻転差があることで、クラブを力強く振ることができて、飛距離を最大限に出すための重要要素になりますよというこういった内容です。

結論から話しますと、この捻転差というのは4スタンス理論のタイプによって入れるべきなのかそうでないべきなのか。

この回答は異なります。今回は、A1タイプの方について、どのようなスイングの構造でスイングをしていくべきかというところをシンプルにお伝えしていきたいと思います。

まずA1タイプはバックスイングで右足内側に体重移動をします。

そしてダウンスイングでは左足リードをするわけなんですけど、この左足リードという動作、これははっきり捻転差です。

リードという言葉だけあって、下半身が先に先行的に動きますよという意味合いです。

いわゆるA1タイプは、右足に体重が乗った後、すぐに左足に踏み込みます。

この時に、下半身は左にしっかり体重が乗っているような形で左に寄ります。

これに対し、上半身はというと、頭の位置が体のセンターですね。センターに位置する形でインパクトを迎えます。

そうなると、腰の位置というのは、一見正面から見ると左にスウェーしているような形に見えるのも特徴です。

左にしっかり腰がシフトしており、ただ頭の位置は体の中心にありますよと、そうなると、下半身と上半身の間に捻転差が生まれます。

ここもA1タイプの方にとってはパワーを出すための動作になりますので、捻転量がA1タイプには合いますよということになります。

よく、ゴルフのレッスンを普段していて、勘違いが多いキーワードなんですけど、捻転差を作るべきですかとか、

捻転差を意識して、例えばトップまで振り上げてから先に腰を回していくべきですかとか、こんな質問をよく耳にします。

この捻転差というのは、あくまで結果的な動作やタイプの特徴です。

意図的に腰を切っていこうとか、捻転差をつくっていこうとか、ここを意識的に作ってしまうと、逆に出力が落ちてしまったり、他のエラー要素ですね。

振り遅れであったり、他の動作が悪影響を受けてしまったりと、このようにデメリットにつながってしまいます。

ここで一番大事に考えていただきたいキーワードとして、捻転差をつくるのではなく、どうしたら結果的に捻転差ができるのかというところですね。

ここにキーワードとして、強く注目をしていただきたいです。捻転差ができるかどうかというのは、アドレスからバックスイングの時点で大方決まっています。

そして、ダウンスイングでもよっぽど間違った動きを意識的に作り込んでしまって、正しく動けないということは例外なんですが、

基本的にはアドレスやバックスイングが正しければ、ダウンスイングは無意識に正しい動作ができるものです。

プロゴルファーの選手によっても、この4スタンス理論のタイプによって捻転差をすごく動作として出している選手や、そうでない選手がいます。

たまたま好きな選手が、ものすごく飛距離が飛ぶ選手でスイングに注目したときに、ものすごい捻転差を使って打っているなと感じたときに、

どうしても心理的に自分も捻転差を意識してスイングをすることで、この選手のように飛距離が伸びるんじゃないかというような発想に陥りやすいです。

しかし、このスイングの構造4スタンス理論のタイプ、ここに注目していただくと考え方は大きく変わるはずです。

タイプによって、パワーを最大限にパフォーマンスを最大限に出す動作というのは異なります。

ですので、逆に自分と違うタイプの選手のスイングをマネしてみたり、というのは逆に危険なことになってしまいます。

そして、何よりもスイングを真似るというところにも危険性があります。

先ほど申し上げたように、スイングには構造があります。

アドレスやバックスイングがいい動きができているからこそ、ダウンスイングで正しく動けるというような形で構造がものすごく細かくあります。

ここでダウンスイングの動きというのは決まってしまいますので、間違い探しのようにモノマネのように動作を取り入れてしまわないように注意していきましょう。

そしてA1タイプの方はバックスイングで右にダウンスイングで左に大きく体を左右に動かしていくタイプですので、スウェーをしているように見られがちです。

このスウェーを止めてしまうと、もちろん捻転差というのはつくることができなくなってしまいますので、

A1タイプの方は絶対に、この体を左右に動かしていくという動作を止めないようにすることも大きなポイントになります。

A1タイプのプロゴルファーは、松山英樹選手や石川遼選手です。捻転差については、スイングを正面から見たときの動画が参考になります。

A1タイプの方は、A1タイプの選手をぜひ参考にしてください。

ただ、物まねだけは危険ですのでしないようにしましょう。






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